はるかむかし……地球から遠く離れた、その星『シェイドリア』は大きく分けて、東西二つに分かれていた。
一つは、剣や盾などに宝石を埋め込み、強い感情や意思などで宝石に隠された特殊な能力を引き出す
――東の大国 『グーレン』
もう一つは、宝石から発するエネルギーを使い、呪文を唱える事で風や水などの自然の力を操る
――西の大国 『リアルデ』
お互いが同じ宝石から得るもう一つの力を更なる国の発展のために手にいれようとし両国は戦争となった。
当初の予想を裏切り、その戦争は泥沼化としていった。
争いが争いを生み、しだいに世界は荒廃していき……緑は枯れ、町は滅んでいった。
そして、100年も続いているこの戦争に誰もが涙を流していた。
その戦いに終止符を打ったのが空から堕ちる赤く燃える大きな岩のようなもの。
それによって多くの死者を出し、特別な力をもつ者がこの世から姿を消した。
兵士をなくし武器をなくしたことにより、相手の力を手にいれるという戦争を続ける意味もなくした両国は和解という道を選ぶしかなかった。
こうして、長き戦争は終わりを告げる。
――あれから四百年たった今、戦争を終わらせた空から堕ちる岩の名を「グラミティア」と呼んだ。
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